あなたは「お金って何?」と聞かれたら、何と答えますか?
「買い物するためのもの」「働いたらもらえるもの」——たぶん、そんなふうに答える人が多いと思います。でも、もう少し深く考えてみると、お金の正体が見えてきます。
お金とは、**感謝のエネルギー**です。
たとえば、あなたがスーパーで500円のいちごを買うとします。
そのいちごは、誰かが苗を植えて水やりをして、病気にならないように管理して、誰かがトラックで運んで、誰かがお店に並べてくれたものです。
あなたが渡した500円は、「あなたたちの時間と労力をください」というお願いのかわりなんです。
つまりお金は、他の人に「自分のために動いてもらう力」を持っているということです。
大昔と今、何が変わった?
昔の時代には、お金なんてありませんでした。力の強い人が「ここで働け。そのかわり食べ物と住む場所をやる」と言って、人を働かせていました。これがいわゆる「奴隷制度」です。
やがて奴隷制度はなくなりました。でも、仕組みをよく見てみてください。
今の社会でも、私たちは会社で働いて、お給料をもらって、そのお金で食べ物を買い、家賃を払っています。やっていることは昔とそっくりで、間に「お金」が入っただけとも言えます。
しかも、国はお金を自由に印刷できます。私たちは関係なく印刷されたお金を「生活のために絶対必要なもの」として追いかけ続けています。
こう考えると、お金に振り回されている自分に気づきませんか?
だからこそ「使い方」がすべて
ここまで読んで、「じゃあお金なんて意味ないの?」と思った人もいるかもしれません。でも、そうではありません。大事なのは、お金の正体を知ったうえで、**どう使うかを自分で決めること**です。
ここで、お金持ちの人と、そうでない人の「お金の使い方」のちがいを紹介します。
お金に余裕がない人は、まずお金を使って、残った分を貯金や投資にまわします。「今月は余ったら貯金しよう」という考え方です。でも実際には、使った後にお金が残ることはほとんどありません。
一方、お金持ちの人は順番が逆です。先に投資や貯金をして、残った分で生活します。「まず将来の自分にお金を渡して、残りで今を楽しむ」という考え方です。
ポイントは、金額の大きさではありません。月に500円でも1000円でもいいのです。大切なのは「先に自分の未来のためにお金を取っておく」という順番を守ることです。
お金の「主人」になろう
お金の正体は、誰かの時間と労力に対して払う感謝のエネルギーでした。
お金はとても素晴らしいものですが、使い方を間違えると人生を棒に振るような大変なことになります。それはもったいないと思いませんか?
だからこそ、まず使い方の順番を変えてみてください。
お給料やおこづかいをもらったら、少しでいいから「未来の自分」のために先に取っておく。残りで今の生活を楽しむ。
これだけで、お金に使われる側から、お金を使う側に変わることができます。
お金の正体を知って、使い方の順番を変える。この2つを意識するだけで、あなたとお金の関係はきっと大きく変わっていきます。


